reZOUに関心をお寄せ頂き、誠にありがとうございます。私たちは静かで自然豊かな地を求め、2019年秋から湖畔で暮らし始めました。と同時に一つ屋根の下でゲスト様と共に過ごす、ホームステイ型の民泊を運営してきました。
reZOUはそれに続く2軒目ですが、蔵一棟丸ごとお貸しするため、従来の宿よりゲスト様がのびのび過ごせるようになりました。約8カ月間の集中再生工事を経て生まれ変わった蔵での滞在を、ぜひご堪能頂きたいと思います。
二人からメッセージ
機会があれば敷地内に建つ蔵を活用して何かを行いたいと考えていました。頭の中で常に「次はどんなことをやろうかな?」とアイディアをふわふわさせておくのですが、蔵に関して実行する機会に恵まれ、今こうしてご挨拶が出来ています。蔵改修は想像よりも大変かつ楽しく、手作り感たっぷりの空間となりました。専門の大工さんをはじめ、夫婦や各方面の専門家とも細かく擦り合わせを行いました。多くの方が関わってくれた蔵再生、今度は多くのゲスト様にお使い頂く番です。
――菊地章雄
茨城県石岡市出身
武蔵野大学大学院環境マネジメント専攻修了
国立大学、研究機関勤務等を経て現在
環境教育系NPO法人事務局長
蔵の梁を見ていると想像力が湧き立てられます。誰にとっても未来はもちろん未知ですが、過去にも未知なことが多いです。その点、蔵の梁は「過去の未知」を蓄えているように感じます。未知は自由で、想像を促し、時にはロマンチックなものと表現されるかもしれません。時代の流れが激しい昨今だからこそ、少しでも過去に想いを馳せられる、優しい時間は貴重なのではないかと思います。この宿がその役割を担う場所になれたら、そんなに嬉しいことはありません。
――菊地早秋
神奈川県藤沢市出身
明治学院大学社会学部卒業
エネルギー業界、金融業界勤務等を経て現在
宅地建物取引士(住宅宿泊管理業登録)